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下鴨神社(世界遺産)4-1 [京都だより]

今週の金曜日(3月3日)は、お雛祭りですね。
京都の下鴨神社では、3月3日(金)に「流しびな」が行われます。

皆さまの地域でも、いろいろな行事が行われるのでしょうね。

では、今週は下鴨神社をご紹介いたします。

下鴨神社は、上賀茂神社とともに「葵祭」が行われる神社です。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)を上社、下鴨神社(賀茂御祖神社)を下社と呼び、「賀茂社」と総称します。

社殿の造営は「社記」に677年(天武天皇6年)のこととされています。
1036年(長元9年)には、21年ごとの式年遷宮が定められました。

現在の社殿は江戸時代の造替とされています。
両本殿は国宝で、他の社殿53棟は重要文化財です。

810年(弘仁元年)には「賀茂齋院の制」が定められ、皇女が斎王として
35代 約400年間 賀茂社の神事に仕えてきました。

齋院御所は糺の森の北西に、常の御所は*紫野の大宮に設けられていました。(*そちらの地名から「紫野斎院」「紫野院」と呼ばれています。)
斎王はこちらの斎院で清浄な生活を送りながら、賀茂神社や本院での祭祀に奉仕しました。

下鴨神社は、桓武天皇が794年(延暦13年)に平安遷都祈願の行幸をされて以来、天皇、上皇、関白などの賀茂詣の神社にもなりました。

さらに、毎年5月15日に賀茂祭(葵祭)が行われるようになり、こちらのお祭は「源氏物語」「枕草子」などの王朝の文学にも登場いたします。

詩歌にも、そのお祀りの華やかな行列の様子が描かれていることがございます。

下鴨神社では、葵祭の他、御蔭祭(葵祭の前祭)、*流鏑馬(やぶさめ)、蹴鞠、歌舞など千数百年伝承されている神事も多くございます。
(*流鏑馬とは、馬を走らせ的に向かって矢を放つ行事のことです。)

葵祭の前には、斎王代と女人列に参加する方々が身を清める儀式を行います。
斎王代は十二単を着て、当神社の「御手洗(みたらし)川」に手をつけて、禊を行います。

こちらのの様子は、もしかしたら、皆さまの地域でもテレビニュースなどで、ご覧になったことがおありかもしれませんね。

【下鴨神社につきまして】
・正式名称:「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」
・名前の由来:「鴨川の下流にまつられている神社」
・ご祭神:西殿 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
     東殿 玉依媛命(たまよりひめのみこと)
・ご神徳:方除、厄除、試験合格、交通、旅行、操業の安全、縁結び、安産、育児など
・東西の両本殿:国宝
下鴨神社1.jpg


世界遺産 下鴨.jpg


~お知らせ~
3月3日(金)に京都で行われる行事です。
・下鴨神社…10時 流し雛
 神事の後、境内の御手洗(みたらし)川で
 人形をのせた「さんだわら」(有料)を
 川に流して子供たちの無事を願います。
 お問い合わせ先:TEL 075-761-3460(京人形商工業協同組合)

・上賀茂神社…10時 桃花神事
 神前に桃の花などをお供えして、無病息災を祈願します。
 お問い合わせ先:TEL 075-781-0011

・市比賣神社…13時~16時 ひいなまつり
 官女の舞、十二単の着付け実践などの披露や、ひな茶の接待があります。
 (有料)
 お問い合わせ先:TEL 075-361-2775