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斎王代(京都 葵祭)と加茂(紫野)斎院 [歳時記]

来週5月15日(雨天順延)、京都では葵祭が行われます。

葵祭では「斎王代」と女人列がよく知られていますね。

古来、宮中で神への崇敬を表す行為の一つとして、
伊勢神宮・賀茂神社において
神の杖代わりとなって奉仕する者として
皇女を差し遣わされるならわしがありました。
こちらの皇女のことを「斎王」と申します。

賀茂大神においては、嵯峨天皇の
第8皇女有智子(うちこ)内親王が奉仕されたのが
始まりとされています。

斎王は天皇ご即位のたびに卜定(ぼくじょう)され、
天皇が崩御されたときに退下する(たいげ・斎王をやめる)ことが
基本的には多いとされていました。

斎王は、有智子内親王のご奉仕から約400年続きましたが、
この時代、後鳥羽天皇の第11皇女禮子(いやこ)内親王を最後に絶えました。

時代が変わり、昭和31年(1956年)に、
斎王に代わる「斎王代」と女人列が復興されました。

賀茂斎院.jpeg

上の写真は「賀茂(紫野)斎院跡」です。
上京区大宮通芦山寺上る西入にございます。

賀茂斎院とは、賀茂神社に奉仕する斎王が
身を清めて住まわれた御所のことです。

斎院では、女官、官人など約500名が仕え、
女官たちの中では優れた歌人やいて、
歌合わせなどもこの地で行われていたことが
伝えられています。




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